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起動と終了

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ダイヤルアップ/ネットワーク


セットアップ

Boot.ini がみつかりません

Boot.ini は保護されたオペレーティングシステムファイルなので、フォルダオプションの設定を変更しないと、エクスプローラでは表示されません。 「フォルダオプションで「すべてのファイルを表示」しても見えないファイルがあります」を参照して、設定を変更してください。 とりあえず、Boot.ini の内容を見たい場合は、[スタート]−[ファイル名を指定して実行] で C:\Boot.ini を実行すれば表示されます。

「複数の OS が導入されている」といって Windows 2000 セットアップが中止されます

Windows9x と NT のデュアルブートシステムに Windows 2000 をセットアップしようとすると、「複数の OS がセットアップされており、危険なので導入しない」というメッセージが表示され、セットアップが中止されてしまいます。
この場合は Windows9x で起動し、C ドライブのルートから以下のファイルを削除してからセットアップを開始して下さい。

Professionalで導入先フォルダを指定したいのですが

Server 以上はセットアップ時に導入先ドライブを指定可能ですが、Professional で導入先を指定するには次のようにセットアップを開始してください。
  1. Windows9x や NT4.0 などからセットアップを起動します。
  2. 「特殊なオプションの設定」画面で「詳細設定」ボタンをクリックします。
  3. 「Windows インストールの場所」でフォルダ名を設定し、「セットアップ中にインストールパーティションを選ぶ」をチェックします。
    (これでセットアップ中の区画設定画面で導入先ドライブを設定可能になります。)

Windows 2000 のアンインストール方法がわかりません

Windows 2000 にはアンインストーラがありません。アンインストールするときは次の手順で手動削除して下さい。

Windows 2000 セットアップで、最初の再起動後に黒い画面で停止します

Windows 2000 のセットアップを開始し、青い画面で設定やファイルコピーが終わり、再起動すると黒い画面のままセットアップが停止することがあります。

この現象は、お使いの PC が ACPI に正しく対応していない場合に発生することがあるので、「セットアップ時に明示的にHAL を変えるには?」を参照し、HAL として「標準 PC」を選択してセットアップを行ってください。

Windows 2000/XP セットアップ時、デバイスの検出で画面が真っ暗になります

Intel 815 など 81x チップセットのグラフィック機能を使用している PC に、デジタル接続の液晶モニターを接続している場合、Windows 2000、XP セットアップの GUI モードセットアップで画面がブラックアウトし、セットアップが継続できないことがあります。
これは Windows 2000/XP に含まれる Intel81x ビデオドライバの障害なので、次の方法で回避してください。

方法1:アナログモニターがある場合

デジタル接続のモニターを切り離し、アナログモニターに繋ぎ替えます。

方法2:アナログモニターがない場合

  1. Windows9x/Me や、Windows9x 起動ディスクで PC を起動してセットアップを開始します。
  2. 最初の再起動時 (DOS で winnt を実行した場合は 2 回目の再起動時) に Windows9x/Me 起動ディスクで起動します。
  3. 以下のように、Edit で C:\txtsetup.sif ファイルを開きます。
    A:\>attrib -r txtsetup.sif
    A:\>edit c:\txtsetup.sif
  4. I81 を含む行 (I81xnt5.sys など) を削除してファイルを保管します。
    (ヒント:F10 キーを押すと、edit のメニューにアクセスできます。)
  5. 起動ディスクを抜き、Ctrl+Alt+Del で PC を再起動します。
  6. Windows のセットアップが再開されます。
いずれの場合も、セットアップ完了後、メーカーや Intel のサイトから入手した Intel 81x ビデオデバイスドライバを適用してください。

Windows 2000/XP のセットアップ時、CD からのファイルコピーに失敗します

Windows 2000/XP セットアップで、CD-ROM からのファイルコピー時にコピーに失敗する場合、次のような理由が考えられます。

起動と終了

あるときから休止状態に入れなくなりました

WinCDR 導入後、「セカンダリIDEチャネルデバイスのドライバが、コンピュータが休止状態になるのを阻止しています。アプリケーションをすペて閉じてから、もう一度やり直してください。問題が解決しない場合は、そのドライバを更新することをお勧めします。」というエラーで休止状態に入れなくなることがあります。この場合 WinCDR をアンインストールすることで解消されます。

Windows 2000 でサスペンドや休止状態に入ろうとすると、「キーボードデバイスのドライバが原因で、コンピュータがスタンバイ (もしくは休止) 状態に入れません。」というエラーが発生することがあります。

古いバージョンの AltIME が導入されている場合にこのエラーが発生することがあるので、新しいバージョンの AltIME に更新してください。
また、英数 (CapsLock) と左 Ctrl キーを入れ替えるだけなら、「Caps Lock と左 Ctrl キーを入れ替えるには?」を参照してください。

APM を有効にして再起動すると STOP エラーが発生するのですが

Windows 2000 と互換性の無い CD-R ライティングソフトウェアが導入されていると、この症状が発生することがあります。
この場合は CD-R ライティングソフトウェアをアンインストールするか、APM を停止して下さい。

また、システム BIOS が Windows 2000 に対応していない場合も、同様の現象が発生することがあります。

シャットダウンしても自動的に電源が切れません

APM モードで動作している PC の場合、次の手順で電源管理を有効にして下さい。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「電源オプション」を起動します。
  2. [APM] タブをクリックし、「アドバンストパワーマネジメントを開始する」にチェックします。
  3. 「OK」をクリックして設定を反映します。

Professional で [APM] タブがない場合、以下の手順で APM サポートを導入してください。
(Server 以上では、βにあった APM サポートが削除されました。)

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「ハードウェアの追加と削除」を起動します。
  2. 「デバイスの追加/トラブルシューティング」を選択して「次へ」をクリックします。
  3. PnP ハードウェア検索後、[新しいデバイスを追加] を選択して「次へ」をクリックします。
  4. 「いいえ、一覧からハードウェアを選択します」を選択して「次へ」をクリックします。
  5. [NT Apm/レガシサポート] を選択して「次へ」をクリックします。
  6. [NT Apm/レガシインターフェースノード] を選択して「次へ」をクリックします。
  7. 「次へ」「完了」をクリックして導入を完了します。
以上の手順を実行しても電源が切れない場合、お使いの PC が Windows 2000 標準の APM に対応していないと考えられます。
Windows 2000 の APM に対応していなくても、富士通の Windows 2000 用電源切断ドライバを使うことで電源を切れるようになることがあります。

セーフモードで起動すると STOP 1e KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED エラーが発生します

Windows 2000 をセーフモードで起動すると、STOP 1e KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED エラーが発生することがあります。 Adaptec DirectCD 3.01 に含まれる CDR4VSD.SYS が稼動する設定になっているとこのエラーが発生するため、セーフモードで起動する前に、次の手順で CDR4VSD.SYS の起動を停止しておいてください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [管理] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] をクリックし、メニューバーから [表示]−[非表示デバイスの表示] をクリックします。
  3. [プラグアンドプレイではないドライバ] を展開し、CDR4VSD をダブルクリックします。
  4. [ドライバ] タブをクリックし、起動の種類を「無効」に設定して「OK」をクリックします。

「最後にログオンしたユーザー名を表示しない」が正しく動作しません

NT4 で設定した、DontDisplayLastUserName が Windows 2000 では正しく動作しないことがあります。

Windows 2000 Server 導入時に Terminal Service を導入すると、このレジストリ値が 0 にリセットされます。
また、NT4 と Windows 2000 では、このレジストリ値を設定するキーの場所が異なるため、NT4 と同じ場所にセットしても有効になりません。

Windows 2000 で最後にログオンしたユーザー名を表示させないためには、次の設定を行ってください。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から secpol.msc を起動します。
  2. [ローカルポリシー]\[セキュリティオプション] をクリックします。
  3. 右側の領域から「ログオン画面に最後のユーザー名を表示しない」をダブルクリックします。
  4. ローカルポリシーの設定を「有効」にチェックして「OK」をクリックします。

Windows 2000/XP 起動時にページファイルサイズエラーが発生します

Windows 2000/XP を起動すると、「仮想メモリが限界です。システムにページングファイルがないか、ページングファイルが小さすぎます。」というエラーが発生することがあります。
ページファイルを設定しているドライブが NTFS でフォーマットされており、ルートフォルダのアクセス制御リスト (ACL) から Everyone を削除するとこのエラーが発生します。

該当ドライブのアクセス制御リスト (ドライブの [プロパティ] の [セキュリティ] タブ) に Everyone を戻すことで回避できます。

一般ユーザーのアクセスを制限するには、ACL に対し、Users や Guests を追加し、アクセス拒否を設定することをお勧めします。どうしても Everyone を ACL から削除する場合は、System など必要最小限のエントリを ACL に追加して、適切なアクセス権を追加する必要があります。

関連リンク

Windows 2000/XP をシャットダウンすると再起動します

コンピュータの電源管理機構と Windows 2000/XP の電源管理設定が適合していないと、シャットダウンで再起動してしまうことがあります。
Windows の電源管理方法によって対応して下さい。 なお、Windows 2000/XP が ACPI/APM のどちらで動作しているかは、次の方法で判別することができます。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [管理] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] をクリックし、[+]コンピュータ を展開します。
  3. [標準 PC] となっていれば APM、[Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) PC] となっていれば ACPI で動作しています。
また、Windows 2000/XP (および Windows Media Player 7/8) に対応していないソフトウェア/デバイスドライバをインストールした場合も、シャットダウン時に再起動する原因になります。
特に Windows XP では以下のようなソフトウェアで多く問題が報告されています。

Windows 2000/XP が勝手に再起動します

Windows 2000/XP が勝手に再起動する場合、システムに問題があることを示しています。

Windows 2000 起動時に「Norton AntiVirus リアルタイム保護をロードできません」が出ます

Windows 2000 にノートン アンチウィルス コーポレートエディション (NAV CE) をインストールしていると、 Windows 2000 起動時に「リアルタイム保護をロードできません」が 3 回表示さることがあります。
この現象は、Windows 2000 と Windows XP をデュアルブートしている場合に発生しますが、NAV CE V7.6 以上で修正されています。

「Windows を起動しています...」で時間がかかります

Windows 2000/XP 起動時に「Windows を起動しています...」画面 (XP の場合、白い横棒が伸びるだけの画面) で長時間起動が停止する場合、以下のように IDE デバイスの検出を行わないように設定することで、起動時間を短縮できるケースがあります。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から devmgmt.msc を起動します。
  2. IDE ATA/ATAPI コントローラを展開し、[プライマリ IDE チャネル] をダブルクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックし、デバイスの種類が「自動検出」になっており、変更可能なものを「なし」に変更します。
  4. [セカンダリ IDE チャネル] についても同様の手順を実行します。

ログオンし直すと Windows 2000/XP が正しく動作しません

Windows 2000/XP に Sound Blaster Live の更新されたドライバを導入後、Windows にログオンし直すと、Windows 自体が正しく動作しないことがあります。
Sound Blaster Live ドライバの障害でこの症状が発生することが確認されているため、旧バージョンのドライバに戻すなどの運用を検討してください。

「ユーザーまたはコンピュータ名を判断できません」イベントが記録されます

Windows 2000 でログオンに長い時間がかかったり、アプリケーションイベントに以下のようなイベントが記録されることがあります。

イベント ソース:Userenv
イベント ID:1000
説明:
ユーザーまたはコンピュータ名を判断できません。戻り値は (1722) です。

この現象は、優先 DNS サーバーが正しく設定されていない場合に発生するため、以下の手順で設定を確認してください。(JP261007)
  1. 「マイ ネットワーク」を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
  2. 「ローカル エリア接続」を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
  3. [インターネット プロトコル (TCP/IP)] を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。
  4. 「優先 DNS サーバー」に正しい DNS サーバーのアドレスを設定して「OK」します。

Windows 2000 起動時に Winmgmt.exe のエラーが発生します

Windows 2000 起動時に、Winmgmt.exe でエラーが発生することがあります。
Winmgmt が参照するデータベースが破損している場合にこのエラーが発生することがあるため、以下の手順でデータベースを削除してください。 (削除されたデータベースは、自動的に再作成されます。)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
  2. net stop winmgmt コマンドを実行します。
  3. エクスプローラを起動し、%SystemRoot%\System32\Wbem\Repository フォルダを開きます。
  4. Repository フォルダの中のファイルを全て削除します。

使用中のエラー

MS Office 2000 を導入すると内部エラー 2343 が発生します

Lotus Notes が導入されていると、このエラーが発生します。
(1) Office 2000 (2) Notes の順に導入するようにして下さい。
すでに Notes が導入されている場合、マイクロソフトの技術情報にある手順でシステムを変更して下さい。
この手順が該当しない場合やエラーが継続する場合は、Microsoft から Err2343 をダウンロードして実行直後に Office 2000 を導入して下さい。(解説)

アプリケーションのセットアップで「再起動してからやり直して下さい」といわれるのですが

アプリケーションをセットアップしようとすると、「再起動してからやり直してください」と言われてしまい、何度再起動してもセットアップが終了してしまう場合、レジストリに登録された未処理ファイルエントリが消えていない可能性があるため、次の手順で未処理ファイルを削除してください。
(別アプリケーションをセットアップして再起動していない場合は、指示通り再起動してください。)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \System \CurrentControlSet \Control \Session Manager の PendingFileRenameOperations に未処理のファイルが登録されていないか確認します。

パフォーマンスカウンタに関する Winmgmt エラーの解消方法は?

イベントビューアでパフォーマンスカウンターに関連する WinMgmt のエラーが記録されることがあります。 winmgmt /clearadap などのコマンドで回避できない場合、不正な拡張パフォーマンスカウンタレジストリが残っていることが考えられるので、次の方法でパフォーマンスカウンタレジストリの復元を試みて下さい。
  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を開きます。
  2. 以下のコマンドを実行します。
    C:\>cd \Winnt\System32
    C:\WINNT\System32>dir PerfString*.ini
  3. PerfStringBackup_xxx.ini (xxx は 001 から始まる数字) のファイル一覧が表示されます。
  4. 表示された結果から、ファイルサイズが大きく変化しているポイントを見極めます。
    ファイルサイズが大きく変化する直前のバックアップは問題がない可能性があるので、次のコマンドでこの設定をリストアします。
    C:\WINNT\System32>lodctr /r:PerfStringBackup_zzz.ini
    (PerfStringBackup_zzz.ini は問題がないと思われるバックアップファイル名)

注意:このステップを実行すると、PerfStringBackup_zzz.ini 以降に実施されたパフォーマンスカウンタの追加は、すべてクリアされます。

また、パフォーマンスカウンタを採取する必要が無い場合、次のように問題を起こしているカウンタを止めることも検討してください。

  1. Windows 2000 リソースキットツールの Exctrlst.zip をダウンロードします。
  2. zip を解凍し、Exctrlst.exe を起動します。
  3. Extensible Performance Counter リストから、エラーとして報告されるパフォーマンスカウンタを選択した状態で、リストの直下にある「Performance Counters Enabled」のチェックを解除します。
  4. Extensible Counter List (Exctrlst.exe) を終了し、Windows 2000 を再起動します。

イベントログに Perfctrs のエラーが記録されます

Windows 2000 を起動するたびに、アプリケーションイベントログに次のようなエラーが記録されることがあります。

イベントの種類: エラー
イベント ソース: perfctrs
イベント カテゴリ: なし
イベント ID: 3101
説明:
NBT デバイスから I/O 制御情報を読み取ることができません。

これは、LAN アダプターなどネットワークデバイスがない環境でも TCP/IP パフォーマンスカウンタを取得しようとして失敗しているので、次の作業を行なってカウンタの取得を停止させて下さい。

  1. Windows 2000 リソースキットツールの Exctrlst.zip をダウンロードします。
  2. zip を解凍し、Exctrlst.exe を起動します。
  3. Extensible Performance Counter リストから [Tcpip Perfctrs.dll] を選択した状態で、リストの直下にある「Performance Counters Enabled」のチェックを解除します。
  4. Extensible Counter List (Exctrlst.exe) を終了し、Windows 2000 を再起動します。
もしくは、コントロールパネルの「ハードウェアの追加」で、Microsoft loopback Adapter を追加してください。

LAN アダプタがないまたは動作していないのに IIS を導入して、起動時に W3SVC、FTPSVC、SMTPSVC のエラーが出る場合もループバックアダプタを導入してください。

起動時するたびにイベントログにページファイルのエラーが記録されます

Windows 2000 を起動するたびに、システムイベントログにつぎのようなエラーが記録されることがあります。

イベントの種類:エラー
イベント ソース:ftdisk
イベント ID:49
説明
クラッシュ ダンプのページング ファイルの構成に失敗しました。
ブート パーティションに ページング ファイルがあり、ページング ファイルの
大きさがすべての物理メモリを含むのに十分であることを確認してください。

いくつかの原因が考えられますので、以下のように問題判別を行なって下さい。
なお、このエラーが記録されている場合、コントロールパネルの電源オプションで「休止状態をサポートする」にチェックできないことがあります。

システムイベントに「LanmanServer\Parametersの値が不正です」エラーが記録されます

Windows 2000 のネットワークドライブに接続しようとすると、「LanmanServer\Parameters の値が不正です」エラーが発生したり、Windows 2000 の起動ごとにシステムイベントログに同様のエラー (ID:2506) が記録されることがあります。この場合、次の手順でレジストリから IRPStackSize もしくは MaxMpxCt を削除して下さい。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \LanmanServer \Parameters にある IRPStackSize または MaxMpxCt を削除します。
  3. レジストリエディタを終了し、コンピュータを再起動します。
このレジストリ値は、アンチウィルスソフトウェアなどが、自分の動作に必要なリソースを確保するために設定します。Windows 2000 では NT4 までと比べて最小値/初期値が大きくなったため、アプリケーションが設定する値が Windows 2000 の最小値を下回るためにエラーが発生します。
レジストリを削除すると、別のアプリケーションが同じ値を設定して問題が再発することも考えられるので、IRPStackSize に対して 11 以上、MaxMpxCt に対して 50 以上の値を設定して問題を回避することもご検討ください。

NTDS LDAP でイベント ID 1216 エラーが多発します。

Windows 2000 Server でディレクトリサービスイベントログに次のようなエラーが記録されることがあります。

イベントの種類:警告
イベント ソース:NTDS LDAP
イベント カテゴリ: LDAP インタフェース
イベント ID: 1216
説明: LDAP サーバーがエラー条件 1234 のためにクライアントに対するソケットを閉じました。

これは LDAP クライアントが、サーバーからの応答の前にソケットをクローズした場合に記録され、特に問題となるエラーではありません。
どうしてもこのエラーを記録したくない場合は、次の作業で LDAP のロギンクレベルを下げて下さい。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \NTDS \Diagnostics にある LDAP Interface Events をダブルクリックします。
  3. 値を 0 もしくは 1 に設定します。
    (ロギングレベルを 2 以上にすると、このエラーが記録されるようになります。)

イベントログに Oakley のイベント (ID:542) が記録されます。

IPSec を使用していなくても、アプリケーションイベントに次のような情報が記録されることがあります。

イベントの種類:情報
イベントソース:Oakley
イベント ID:542
説明:ISAKMP/Oakley用のIPセキュリティポリシーで指定された暗号化アルゴリズムは、暗号輸出規制のため無効です。...

このイベントログはエラーではないため、特に気にする必要はありません。
高度暗号化パックを適用すると、このイベントは記録されなくなります。

RAS サーバー PC に ID:20192 のエラーが記録されます。

システムイベントに、次のような警告が記録されることがあります。

イベントの種類:警告
イベントソース:RemoteAccess
イベント ID:20192
説明:
証明書が見つかりませんでした。IPSec で L2TP プロトコルを使用する 接続では、コンピュータ証明書をインストールする必要があります。 L2TP 呼び出しは受け付けられません。

RRAS で、使用しない L2TP ポートが追加されている場合にこのエラーが発生するため、次の作業で L2TP ポートを削除して下さい。

  1. [スタート]−[プログラム]−[管理ツール] から「ルーティングとリモートアクセス」をクリックします。
  2. [ルーティングとリモートアクセス]−<サーバー名> を展開します。
  3. 「ポート」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. 「WAN ミニポート(L2TP)」を選択して「構成」ボタンをクリックします。
  5. ポートの最大数を標準の 5 などから 0 に設定して「OK」をクリックします。
  6. 警告が表示されますが、「はい」をクリックして「OK」をクリックします。

イベントログに 1046 BINL サービスのエラーが記録されます

アプリケーションイベントログに、次のようなエラーが記録されることがあります。

イベント ID: 1046
説明:
BINL サービスは DHCP サービスでの実行を許可されていません。
BINL はクライアントの要求に応答しません。

これは RIS サービスを導入したにも関わらず、フォレストで承認されていないためなので、「RIS サーバーをセットアップしたのに有効になりません」を参照して RIS サーバーを承認してください。

「レジストリの仮想デバイスドライバの形式が無効」エラーが発生します

アプリケーションのインストールや、Windows 2000 起動時に 16ビット Windows サブシステムウィンドウが開き、次のようなエラーが表示されることがあります。

SYSTEM \CurrentControlSet \Control \VirtualDeviceDrivers.VDD. レジストリの仮想デバイスドライバの形式が無効です。
アプリケーションを終了するには、「閉じる」を選んでください。

これは、Windows 2000 と互換性の無い 16 ビットアプリケーションを使用した結果、レジストリに不正なデータが記録されていることが原因なので、次の手順でレジストリをクリアしてください。(Q254914)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedt32 を実行します。
    (regedit でないことに注意してください。)
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \System \CurrentControlSet \Control \VirtualDeviceDrivers を開きます。
  3. 右側の VDD を選択し、Delete キーを押します。
  4. メニューバーから [編集]−[値の追加] をクリックします。
  5. 値の名前を VDD、値の型を REG_MULTI_SZ として「OK」をクリックします。
  6. 複数文字列エディタが表示されますが、何も記入せず「OK」をクリックします。
注意:regedt32 で VDD 値が表示されないことがあります。この場合 regedit から VDD 値を削除してください。
なお、Windows NT/2000 の regedit では REG_MULTI_SZ 値を作成できないので、VDD の作成は regedt32 で行ってください。

IE や OE から印刷できません。Excel などからは印刷できます。

Excel などでは印刷できるのに、Internet Explorer や Outlook Express から印刷しようとすると「操作の実行中にエラーが発生しました」といって印刷できないことがあります。
グループポリシーで「設定メニューのプログラムを無効にする」ポリシーが有効になっている場合にこの現象が発生するので、次の手順でチェックしてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
  2. [ユーザーの構成]\[管理用テンプレート]\[タスクバーとスタートメニュー] を開きます。
  3. 「[設定]メニューのプログラムを削除 (無効に) する」が有効になっていないことを確認します。
ドメインに参加したときだけこの現象が発生する場合は、DC の「Active Directory ユーザーとコンピュータ」から、ドメインや OU のポリシーをチェックしてください。

Acrobat Reader をインストールすると、エラー401 が発生します

Windows 2000/XP に古い Adobe Acrobat Reader をインストールすると、「ストリング変数が文字列に対して充分な大きさがありません。ストリング宣言を確認してください。エラー 401」メッセージが表示されます。
メッセージだけで実害はありませんが、Acrobat Reader は最新のものをお使いください。

アプリケーションを起動すると、Windows 16 ビットサブシステムのエラーが発生します

Windows 2000/XP で DOS もしくは Windows 16 ビットアプリケーションを実行しようとすると、「16ビット MS-DOS サブシステム:config.nt は MS-DOS および Microsoft Windows アプリケーションを実行するのに適していません」というエラーメッセージが表示されることがあります。
これは config.nt ファイルが正しくないものに書き換えられた場合に発生するため、次の手順で回復を試みてください。
  1. Windows CD-ROM をセットします。(ここで CD-ROM ドライブは D: と仮定します。)
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
    cd %systemroot%\system32
    copy *.nt *.bknt
    d:
    cd i386
    expand config.nt_ %systemroot%\system32\config.nt
    expand autoexec.nt_ %systemroot%\system32\autoexec.nt
    expand command.co_ %systemroot%\system32\command.com
config.nt は、16bit サブシステムを起動する場合に読み込まれる、config.sys に相当するファイルです。

システムのプロパティを開くとき framedyn.dll のエラーが表示されます

コントロールパネルから「システム」を起動したり、マイコンピュータを右クリックして [プロパティ] をクリックすると、「framedyn.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。」というメッセージが表示されることがあります。
これは path に %Systemroot%\System32\Wbem が含まれていないことが原因なので、次の方法で修復を試みてください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
    「スタート」をクリックし、[マイコンピュータ] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。(XP)
  2. [詳細(詳細設定)] タブをクリックし、「環境変数」ボタンをクリックします。
  3. システム環境変数から Path をダブルクリックし、変数値に %Systemroot%\System32\Wbem が含まれていることを確認します。
    (Path 変数値は、複数のフォルダ名を ; で区切って記入します。)
  4. 変更したら、「OK」「OK」「OK」をクリックします。

STOP エラーコードを調べたいのですが?

Windows 2000/XP 使用中に STOP エラーが発生した場合、以下のサイトでエラーコードを調査できます。

ファイルコピーで「システムリソースが不足している」といわれます

Windows 2000 で比較的大きな (100MB-数百MB 程度) ファイルをコピーすると、「<ファイル名>がコピーできません。システムリソースが不足しているため、要求されたサービスを完了できません。」というメッセージが表示され、コピーが継続できないことがあります。
これは Windows Update から更新できる、Q316430 の修正を適用したことによる不具合なので、Commerce Server を使っていない場合は、次の手順でアンインストールしてください。

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  2. 「Windows 2000 Hotfix (Pre-SP3)[See Q316430 for more information]」を選択して、「変更/削除」ボタンをクリックします。

2002/07 末現在、この修正プログラムはダウンロードできなくなっています。


使用中に問題が

CD-R ライティングソフトが正しく動作しないのですが

多くの CD-R ライティングソフトで正しく動作しない場合があることが報告されています。
(環境によっては動作するソフトウェアもあります。)

Windows 2000 製品版リリース後に、各社から Windows 2000 に対応したライティングソフトがリリースされています。
なお、現在は以下のような問題や動作報告がされています。

BetaOS.com などにある Wnaspi32.dll を \WINNT\System32 にコピーすることで動作する例もありますので、これを試してみるのもいいかもしれません。

レジストリのインポートがうまくいかないことがあるのですが?

NT4.0 や Windows9x と同じレジストリでも、これらのシステムでエクスポートした *.reg ファイルのインポートに失敗することがあります。
Windows 2000 ではレジストリのインポート/エクスポートファイルの文字コードを Unicode と解釈するため、バイナリ値などのインポートに失敗するケースが発生します。

Windos 2000 以外のシステムで作成した *.reg ファイルは、一度メモ帳で開き、Unicode で保存し直してから Windows 2000 にインポートして下さい。

アプリケーションイベントにWinMgmt エラーが記録されるのですが

イベントビューアのアプリケーションイベントに次のエラーが記録されることがあります。

イベントタイプ:エラー
イベントソース:WinMgmt
イベントID:37

これは Windows 管理インターフェース(WMI) パフォーマンスカウンタを正しく取得できないためなので、次のコマンドでカウンタを正しく取得できるように設定して下さい。

  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\>winmgmt /clearadap

    もしくは次のコマンドを実行します。
    winmgmt /resyncperf -p <Winmgmt のプロセスID>

    (プロセス ID は Windows 2000 サポートツールに含まれる tlist コマンドやタスクマネージャから取得できます。)

CPU やメモリーを大量に消費することのある svchost って何ですか?

タスクマネージャでプロセスを見ると、複数の svchost.exe が起動され、CPU やメモリーを大量に消費している場合があります。
svchost.exe は DLL に実装されたサービスを起動するためのホストプロセスなので、いずれかのサービスが大量に CPU やメモリーを消費すると、この現象が発生することがあります。

通常、svchost は複数起動され、各インスタンスがどのサービスグループのホストになっているかは次の手順で判別することができます。

Windows 2000 の場合

  1. Windows 2000 CD-ROM をセットし、Support\Tools フォルダにある Setup.exe を起動します。
    (Windows 2000 Support Tools がセットアップされます。)
  2. コマンドプロンプトを開き、tlist -s コマンドを実行します。

Windows XP の場合

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を実行します。
  2. 表示されたコマンドプロンプトから tasklist -svc コマンドを実行します。
どのサービスグループが資源を浪費しているか特定できたら、コマンドプロンプトで net stop <サービス名> を実行して各サービスを停止すれば、問題判別ができます。
注:Windows XP Home Edition に tasklist コマンドはないため、タスクマネージャの [プロセス] タブを参照してください。

何日か使うとスタートメニューの項目が表示されなくなります

Windows 2000 では、Office 2000 と同じように、使う頻度の少ないメニューを非表示にしてしまいます。
これを禁止するには、次の作業を行なって下さい。
(Windows XP でクラシックスタートメニューを使用している場合も適用されます。)
  1. [スタート]−[設定]−[タスクバーとスタートメニュー] をクリックします。
  2. [全般] タブの「頻繁に使用するメニューを優先的に表示」のチェックを解除します。
  3. 「OK」をクリックして設定を保存します。

何日か使うと、IE のお気に入りが短くなったのですが

Office2000 のメニューや Windows 2000 のスタートメニューと同様、Internet Explorer 5 以降のお気に入りも使用頻度の低いものは表示されなくなります。
これを禁止するには、次の作業を行なって下さい。
  1. IE を起動します。
  2. [ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブのブラウズセクションにある「個人用に設定したお気に入りメニューを使用する」のチェックを解除します。
  4. 「OK」をクリックして設定を保存します。
  5. IE を再起動します。

Windows Media Player 7 導入後、Windows が起動しません/CD-ROM が使えません

Windows Media Player 7 導入後、Windows が起動しなくなったり、CD-ROM ドライブが見えなくなることがあります。
特に CD-R ライティングソフトウェアや、仮想 CD-ROM ソフトウェアが導入された環境でこの症状が発生しやすいので、次の手順で Windows Media Player 7 から「Adaptec CD 作成プラグイン」を削除してください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  2. Windows Media Player をクリックし、「変更/削除(C)」ボタンをクリックします。
  3. そのまま「次へ」をクリックします。
  4. 「Adaptec CD 作成プラグイン」にチェックをして「次へ」をクリックします。
  5. 「次へ」をクリックして削除が完了したら「完了」をクリックします。
Windows 2000 が起動しない場合は、Windows9x の起動ディスクまたは回復コンソールで PC を起動し、%SystemRoot%\System32\Drivers\cdr4_2k.sys をリネーム後、CD-ROM/CD-R/RW ドライブを取り外すことで、Windows 2000 を起動してください。

印刷すると、一時的にシステム全体のパフォーマンスが落ちるのですが

Windows NT/2000/XP はパラレルポート経由でプリンタへ印刷を行なうときにハードウェア割り込みを使用しません。
このため、パラレルポートに接続されたプリンターに印刷しているとき、一時的に CPU を 100% 使い切ります。
これは仕様なので、接続方法を変更しない限り回避方法はありません。ただし、次のようにレジストリを編集してジョブの優先順位を下げることで、ある程度緩和することが可能です。
(気休めかもしれません。)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Control \Print を開きます。
  3. 右側から REG_DWORD 値の PortThreadPriority をダブルクリックし、値に FFFFFFFF を設定します。
  4. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
  5. 次のコマンドを実行します。
    C:\>net stop spooler
    C:\>net start spooler
可能であれば、プリンターを Ethernet や USB 経由で接続することを検討してください。

SP のバージョンが正しく表示されないのですが?

SP1 統合インストール (参考「SP 統合インストール用イメージを作成する方法は?」) でインストールした Windows 2000 は、バージョン情報レジストリに SP1 が適用されていることを記録しません。
これは SP1 の障害ですが、次の手順でレジストリを手動設定することで対処してください。(Q289215)
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion を開きます。
  3. [編集]−[新規]−[文字列] をクリックして CSDVersion を作成します。
  4. CSDVersion をダブルクリックしてデータに Service Pack 1 と入力して「OK」をクリックします。

CD-ROM が認識されず、デバイスマネージャにコード 31 エラーが表示されます

Windows 2000/XP でエクスプローラから CD-ROM ドライブが認識されず、デバイスマネージャで CD-ROM のプロパティを開くと次のようなエラーが表示されていることがあります。

このデバイスに必要なドライバを読み込めないため、このデバイスは正しく動作していません。(コード 31)

特定の CD-R ライティングソフトウェアや、Windows Media Player をインストール/アンインストールした場合にこの現象が発生するため、「Adaptec EasyCD Creator4.02c の削除後にコード31エラーが発生 (JP270008)」を参照して回復を試みてください。

B's Recorder GOLD インストール後にこの状態になった場合、CD-R ドライブに CD メディア(円盤) をセットした状態で、B's Recorder をアップデートしてください。

一部のアプリケーションでのみキーボード配列がおかしいのですが

メモ帳などでは問題がないにもかかわらず、Internet Exploere や Outlook Express、MS Office 製品など一部のマイクロソフト製アプリケーションでのみ、キーボード配列が英語 (101) 配列になってしまうことがあります。
キーボードレイアウト dll を指定したレジストリに不正な値が記録された場合、この問題が発生するため、次の手順で修正してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Control \Keyboard Layouts \00000411 を開きます。
  3. 右の Layout File 文字列値のデータが kbdjpn.dll であることを確認します。(違っていたら修正します。)
  4. レジストリを変更したら、Windows を再起動します。

cisvc が CPU time を大量に消費しています

Windows の動作が遅かったり、数時間おきに大量のディスクアクセスが発生してパフォーマンスが悪化したときに、タスクマネージャを起動して [プロセス] タブを開くと cisvc.exe が多くの CPU time を消費していることがあります。
cisvc は、インデックスサービス (ファイルの検索を高速化するためのサービス) なので、次の手順で停止することができます。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [管理] をクリックします。
    「スタート」をクリックし、[マイコンピュータ] を右クリックして [管理] をクリックします。(XP)
  2. [サービスをアプリケーション]\[サービス] を展開します。
  3. 右側のサービス一覧から Indexing Service をダブルクリックします。
  4. 「停止」ボタンをクリックし、スタートアップの種類を「手動」または「無効」にして「OK」をクリックします。
参考:IIS でインデックスサービスを利用している場合、cidaemon が起動されます。

exe ファイルの関連付けを変更してしまいました

Windows 2000/XP で誤って exe ファイルの関連付けを変更し、一切のプログラムが起動しなくなった場合、次の手順で回復させてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定し実行] から command を実行します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\>assoc .exe=exefile
    C:\>ftype exefile="%1" %*

Windows 2000/XP でアプリケーションのセットアップ、ドライバの更新、修正ファイルの適用に失敗します

Windows 2000/XP でアプリケーションのインストール、デバイスドライバの追加/更新、修正プログラムの適用などを行うと、管理者権限があるにもかかわらず、エラーが発生したり、期待した結果が得られないことがあります。
上に列挙したプログラムの多くは、実行時に一時ファイルを作成します。日本語を含むユーザー名でログオンしている場合、一時ファイルのフォルダ名に日本語が含まれることが原因で実行に失敗することがあるため、次のいずれかの方法で問題を回避してください。

削除したユーザープロファイルが復活します

Windows のユーザーアカウントを削除し、不要になったプロファイルフォルダを削除しても、Windows を再起動するとプロファイルフォルダ復活することがあります。
削除したユーザーで以前 ATOK をインストールし、使用者名として削除したユーザーアカウント名を指定していた場合にこの現象が発生することがあるため、一旦 ATOK をアンインストール後に再インストールしてください。

何々ができません

Setup.exe を実行するとエラーが発生してセットアップができません

任意のプログラムのセットアッププログラムを実行すると、件名のエラーが発生してセットアップが行なえないことがあります。
Windows Update や Windows 2000 ダウンロードから、「固定ピッチフォント問題の修正プログラム」を導入するとこのエラーが発生することがあるため、次の作業でこの Hotfix を削除して下さい。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  2. リストから「Windows 2000 Hotfix (Pre-Sp1)[See Q254049 for more information]」を選択し、「変更/削除」ボタンをクリックします。

Windows 2000 から TweakUI がアンインストールできません

コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から TweakUI を削除しようとすると、「TweakUI の削除中にエラーが発生しました。既にアンインストールされている可能性があります。」というエラーが発生することがあります。

これは、レジストリに登録されたアンインストールコマンドが不正なためなので、以下のスクリプトをダウンロードして実行して下さい。スクリプト実行後、アンインストールが可能になります。

「アプリケーションの追加と削除」にアクセサリなどが表示されないのですが

「アプリケーションの追加と削除」の「Windows コンポーネントの追加と削除」で表示されるファイルセットは、%Systemroot%\INF\sysoc.inf ファイルに定義されています。
各セットのエントリに HIDE キーがついていると表示されないので、表示させたい場合は HIDE という文字列を削除して下さい。

スケジュールサービスを System アカウントでしか起動できません

Windows NT 4.0 までは、Schedule サービスを実行するアカウントを設定することで、スケジュール実行されるタスクのアカウントを制御しましたが、Windows 2000 で Task Schedule サービスを実行するアカウントを System 以外に設定すると、起動時にエラーが発生し、イベントビューアに次のようなエラーが記録されます。

イベントID:7023
ソース:Service Control Manager
説明:Task Scheduler は次のエラーで終了しました。
タスクスケジューラサービスは、正しく機能するためにはシステムアカウントで実行する必要があります。
それぞれのタスクはほかのアカウントで実行するように構成できます。

Windows 2000 では Task Schedule サービスのアカウントを変更するのではなく、各タスクごとに実行アカウントを設定します。
  1. Administrator 権限で Windows 2000 にログオンします。
  2. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「タスク」を起動します。
  3. システム以外のアカウントで起動したいタスクを選択します。
  4. メニューバーから [詳細設定]−[AT サービスのアカウント] をクリックします。
  5. タスクの起動に使うユーザー名とパスワードを入力して「OK」をクリックします。

MMC が開けなくなりました

MMC (Microsoft Management Console) を開こうとすると、「現在のポリシーでは Microsoft 管理コンソールを作成者モードで開くことができません。詳しくは、管理者に問い合わせてください。」といわれる場合、次の手順でレジストリを変更して下さい。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Policies \Microsoft \MMC にある RestrictAuthorMode の値を 0 に設定します。

「アプリケーションの追加と削除」が開けなくなりました

Windows 2000 でコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を開こうとすると、以下のようなエラーが発生することがあります。

An unexpected error occurred.
オブジェクトでサポートされていないプロパティまたはメソッドです。
res://appwiz.cpl/default.hta
Line: 75

何らかのアプリケーションのインストールや IE のアップグレード失敗などによって、appwiz に問題が発生していることが考えられるので、以下の手順を実行してください。(Q266668)

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. 名前に regsvr32 appwiz.cpl と記入して「OK」をクリックします。
この手順を実行しても問題が継続する場合、Internet Explorer の再導入を行ってください。
Internet Explorer の再導入でも問題が継続する場合、in-place upgrade を行ってください。

コントロールパネルの「ユーザー」からユーザーを追加/更新/削除できません

コントロールパネルの「ユーザーとパスワード」から Windows 2000 のユーザーを追加することができますが、[ユーザー] タブの「追加」や「削除」がグレーアウトされてクリックできないことがあります。
この場合は、「□このコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります」にチェックを入れて下さい。

以前の Windows でコントロールパネルにあったアイコンが見つかりません

ネットワーク コントロールパネルの「ダイヤルアップとネットワーク接続」にあるローカルエリアネットワークアイコンを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
(ローカルエリアネットワークアイコンは、LAN アダプターを導入しないとでてきません。)

バインドコントロールは、「ダイヤルアップとネットワーク接続」フォルダのメニューバーにある [詳細設定]−[詳細設定] で設定します。

ODBC コントロールパネルの「管理ツール」の中
サービス コントロールパネルの「管理ツール」の中
SCSI アダプタ
シリアルポート
パラレルポート
デバイス
デバイスマネージャに移行しました。デバイスマネージャは次の手順でアクセスできます。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. コンピュータの管理(ローカル)\システムツールツリーにある [デバイスマネージャ] をクリックします。
「デバイス」にあった多くのデバイスは、[表示]−[非表示デバイスの表示] で表示される「プラグアンドプレイでないドライバ」に含まれています。

フォルダオプションで「すべてのファイルを表示」しても見えないファイルがあります

Windows 2000/XP のフォルダオプションでは、「すべてのファイルを表示」に設定しても、いくつかのコアオペレーティングシステムファイルを表示しません。

すべてのファイルを表示させる必要がある場合は、フォルダオプションの [表示] タブでリストの一番下にある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを解除して下さい。

[送る] をカスタマイズしたいのですが Send To が見つかりません

Windows9x では Windows\SendTo フォルダにショートカットを置くことで、[送る] の内容をカスタマイズできましたが、Windows 2000/XP はユーザープロファイルディレクトリが別の場所にあります。

現在のユーザーのプロファイルディレクトリは、次の方法で開くことができます。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックして [エクスプローラ(X)] をクリックします。
    ([エクスプローラ - All Users] ではありません。)
  2. プロファイルディレクトリのスタートメニューにフォーカスがあたった状態でエクスプローラが起動します。SendTo フォルダもここにあります。
なお、Windows 2000 以降 SendTo は隠しフォルダになっているので、フォルダオプションで「すべてのファイルを表示」に設定しないと、エクスプローラで表示されません。

Windows Media Player 7 や DirectX 8 がセットアップできません

Windows Media Player 7 や DirectX 8 のセットアップファイルをダウンロードして実行すると、「指定されたパスが見つかりません。」というエラーが出てセットアップが異常終了することがあります。
これらのアプリケーションは、環境変数 temp に指定されたフォルダに一時ファイルを解凍しますが、日本語ユーザー名でログオンしていると temp フォルダのパスに日本語が含まれるため、これを正しく解釈できずにエラーが発生します。

次のように環境変数 TEMP で示されるディレクトリを日本語を含まないものに変えて下さい。

  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [詳細] タブをクリックし、「環境変数」ボタンをクリックします。
  3. 変数欄から TEMP をダブルクリックし、変数値に C:\TEMP などを指定します。
    (実在する一時フォルダとして使っていいフォルダ名を指定してください。)
  4. 「OK」「OK」「OK」をクリックして設定を保存します。
もしくは、Administrator など日本語を含まないユーザーでログオンしなおしてから、セットアップを実行するか、セットアップの引数の /t オプションで一時フォルダを明示指定 (wmp7.exe /t:c:\temp など) してください。

一般ユーザーで、コンピュータの時刻を変更できません

Administrators や Power Users グループ以外のメンバーが time コマンドや net time コマンドを使うと、「要求された特権を保有していません」や「アクセスが拒否されました」というエラーが発生します。
これはシステム時刻の変更権限をもっていないためですが、この権利は次の手順で確認/変更できます。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から secpol.msc を起動します。
  2. [ローカルポリシー]\[ユーザー権利の割り当て] をクリックし、右側の「システム時刻の変更」をダブルクリックします。

Windows Update に接続できません

何らかの理由で Windows Update サイトにアクセスできない場合や、Windows 2000 以外の OS から修正版をダウンロードしたい場合、マイクロソフトの Windows 2000 サイトからも修正モジュールをダウンロードすることができます。

フォルダの [プロパティ] が反応しません

エクスプローラなどでフォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックしても何も起こらなくなることがあります。
ZoneAlarm や Norton Internet Security (Personal Firewall) をインストールしている場合、この現象が発生することがあるため、問題判別のため、これらのソフトウェアをアンインストールしてください。

アンインストールで問題が解消する場合、これらのソフトウェア供給元に連絡することをお勧めします。


表示がおかしい

タスクマネージャのタブやタイトルバーがなくなりました

タスクマネージャは、[アプリケーション] [プロセス] [パフォーマンス] 各タブの枠部分 (例えば、[アプリケーション] タブの「アプリケーションの終了」ボタンの左側の領域) をダブルクリックすると、内容を最大化表示することができます。
このとき、他のタブやウィンドウタイトルバーは見えなくなります。
再度、枠をダブルクリックすることで、もとの表示に戻ります。

デスクトップに「マイドキュメント」が無いのですが

デスクトップの「マイドキュメント」フォルダを消してしまった場合、次の手順で回復させることができます。 Windows2000/Me の場合
  1. エクスプローラを起動し、[ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
  2. [表示] タブをクリックし、「デスクトップにマイドキュメントを表示する」にチェックをいれます。
  3. 「OK」ボタンをクリックします。
Windows XP の場合
  1. デスクトップの何も何ところを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. [デスクトップ] タブをクリックし、「デスクトップのカスタマイズ」ボタンをクリックします。
  3. [一般] タブの「マイドキュメント」にチェックします。
  4. 「OK」「OK」をクリックします。
また、グループポリシーで「マイドキュメント」を削除することもできるので、以下のような手順でグループポリシーもチェックしてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
  2. [ユーザーの構成]\[管理用テンプレート]\[デスクトップ] を開きます。
  3. 「デスクトップからマイドキュメントを削除する」が有効になっていたら、無効または未構成に変更します。

コマンドプロンプトが [;37;0;40mC:\> になってしまいました

デュアルブートの Windows9x/Me で、MS-DOS コマンドプロンプトのカスタマイズを行うと、Windows 2000 のコマンドプロンプトがタイトルのように化けることがあります。これは環境変数 Prompt が書きかえられたためなので、次の手順で回復させることができます。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から notepad C:\autoexec.bat を実行します。
  2. Set Prompt= で始まる行を探し、以下のように修正します。
    Set Prompt=$p$g
  3. 変更を保管してメモ帳を閉じます。
  4. Windows 2000 を再起動します。

Windows NT/2000 は過去のアプリケーションとの互換性を維持するために、Autoexec.bat を処理するので Autoexec.bat に (Windows 2000 にとって) 不正な Prompt が設定されると問題が発生します。

問題が継続する場合は、コントロールパネルの「システム」を起動し、[詳細] タブの「環境変数」から Prompt が正しく設定されていることを確認してください。

「ハードウェアの取り外し」アイコンが消えてしまいました

Windows 2000 で、タスクトレイにある「ハードウェアの取り外し」アイコンが消えてしまうことがあります。
この場合、次の手順で回復させてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から rundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll を実行します。
  2. 「タスクバーに [取り外し] アイコンを表示する」にチェックをして「閉じる」をクリックします。

ディスク管理

ブートドライブを Convert 後 NTFS のデフォルトアクセス権が設定されません

NTFS でフォーマットされたドライブに Windows 2000 を導入すると、WINNT フォルダや Program Files フォルダに対して、デフォルトのアクセス権が設定されますが、ブートドライブを Convert して NTFS にした場合、アクセス権の設定は行われず、すべてのファイルが Everyone フルコントロールになります。

NTFS ドライブにインストールした時のように、各ファイル/フォルダに対してデフォルトアクセス権を設定するには、以下の手順を実行して下さい。

  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を開きます。
  2. 以下のコマンドを実行します。
    C:\>Secedit /configure /db C:\winnt\temp\temp.mdb /Cfg C:\winnt\inf\defltwk.inf /areas filestore (Windows 2000 Professional の場合)
    C:\>Secedit /configure /db C:\winnt\temp\tmp.mdb /Cfg C:\winnt\inf\defltsv.inf /areas filestore (Windows 2000 Server の場合)

NT も同じ障害を持っていますが、SETACL (3.x)、FIXACL (NT4) でコマンドでデフォルトアクセス権を設定することができます。
なお、Windows XP の CONVERT.EXE で XP のシステムドライブを NTFS に変換した場合、セットアップ時に NTFS フォーマットした場合と同じアクセス権が適用されます。

ブートドライブのドライブレターを変更できないのですが

Windows 2000 では論理ディスクマネージャでドライブレターの変更が可能ですが、システムドライブやブートドライブのドライブレター変更は禁止されています。どうしてもこれらのドライブレターを変更したい場合は、次の手順でレジストリを直接変更して下さい。
(この例では、C ドライブと D ドライブを入れ替えています。変更したいターゲットドライブレターがすでに使用されている場合、いったんターゲットドライブレターを空ける必要があります。)

  1. 起動しなくなった場合に備え、必要なデータをバックアップします。
  2. Administrator でログオンします。
  3. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から Regedt32 を起動します。
    (Regedit でないことに注意して下さい。)
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \MountedDevices を開きます。
  5. MountedDevices キーを選択した状態で、メニューバーの [セキュリティ]−[アクセス許可] をクリックします。
  6. Administrator に対して、フルコントロールの許可があることを確認して下さい。
    許可がない場合は、フルコントロールに許可を与えて下さい。
  7. Regedt32 を終了し、[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から Regedit を起動します。
  8. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \MountedDevices を開きます。
  9. \DosDevices\C: を選択し、F2 キーを押して名前を \DosDevices\Z: などに変更します。
  10. \DosDevices\D: を選択し、F2 キーを押して名前を \DosDevices\C: に変更します。
  11. 9. で変更した \DosDevices\Z: を選択し、F2 キーを押して名前を \DosDevices\D: に変更します。
  12. Regedit を終了します。
  13. 6. でアクセス許可を変更している場合は、Regedt32 を起動して元に戻します。
  14. Windows 2000 を再起動します。

Windows を再インストール後、元からあるファイルにアクセスできません

Windows を再インストールすると、以前の Windows で使っていたフォルダにアクセスできなくなることがあります。
NTFS でフォーマットされたドライブでは、アクセス権を設定したり、ファイル/フォルダの暗号化が可能ですが、新規インストールした Windows のユーザーにはアクセス権や暗号化の復号鍵がないためにこの現象が発生します。

それぞれ、次の手順で Administrator からアクセスできるようになります。

関連リンク


デバイス

SupraMax 56i PCI、AOpen FM56P、OMRON ME5614PCI、AIWAPV-PC5610 モデムを動作させるには?

これらの Rockwell HCF チップ搭載モデムは以下の作業で SONY ドライバを使うことによって動作します。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [管理] をクリックします。
  2. デバイスマネージャを開き、各モデムとして認識されているデバイスをダブルクリックします。
  3. [ドライバ] タブをクリックします。
  4. 「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
  5. ウィザードが起動するので、「次へ」をクリックします。
  6. 「このデバイスの既知のデバイス...」を選択して「次へ」をクリックします。
  7. 「モデム」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
  8. 製造元として SONY、モデルとして HCF 56K PCI Modem [1999/05/24] を選択します。

IO DATA IFML-560/PCI や DCS 56RP6-PCI(販売元は日本エイサー) も、このドライバで動作する報告があります。(Thanks to や san)

マイクロソフトの Natural Keyboard Pro などの動作がおかしいのですが

マイクロソフトの Internet Keyboard や Natural Keyboard Pro などを Windows 2000 で使う場合、マイクロソフトのハードウェアサポートページから Windows 2000 対応の IntelliType 1.1 をダウンロードして適用して下さい。

テンキーが使えません

テンキーを押しても正しい数字が入力されない場合は、キーボードの NumLock ライトが点灯していることを確認して下さい。点灯していない場合は、NumLock キーを押して下さい。
Windows NT および Windows 2000 は、ユーザープロファイルの初期値として NumLock がオフになっています。

ログオン毎に NumLock がオフになる場合は、「ログオン直後から NumLock をオンにしておくには」を参照して下さい。

Palm デバイス (WorkPadなど) と赤外線 HotSync できませんか?

Windows2000 は IrCOMM をサポートしない (Windows 2000 does not expose virtual serial ports and does not provide a general implementation of IrCOMM.[参照]) ため、COM ポートと関連付けられた赤外線通信プログラムは使うことができません。
このため、Palm デバイスと赤外線で HotSync を行なうことができません。当面はシリアルポートにクレードルを接続して HotSync して下さい。
Palm.com によると、赤外線 Sync(IrSync) ができない問題と HoySync マネージャ起動中にホットアンドックができない問題は 3Com および Microsoft に認識されており、現在対応作業が行なわれています。

Windows 2000 の赤外線通信に対応した Palm Desktop の修正がリリースされました。
この修正の前提となる Palm Desktop 3.1 は、TG Pro などからダウンロード可能です。

パラレルポート接続の ZIP ドライブを認識してくれないのですが

Windows 2000 でパラレルポート接続の ZIP ドライブを認識させるには、次の作業でパラレルポートの PnP モードを変更してください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. コンピュータの管理\システムツール\デバイスマネージャ を展開します。
  3. 右領域の「ポート(COMとLPT)」からパラレルポートをダブルクリックします。
  4. [ポートの設定] タブの「レガシデバイスのプラグアンドプレイ検出を有効にする」にチェックをします。
  5. 「OK」をクリックして設定を保存します。
  6. コンピュータを再起動します。

ASUS 社製マザーボードでシリアルポートが認識されないのですが

P2B シリーズなど ASUS 社製マザーボードのいくつかの製品では BIOS アップデートを行わないと COM ポートが認識されません。
ASUS 社のサイトから BIOS をダウンロードしてアップデートを実行してください。

プリンタの追加をダブルクリックすると「リソース不足」エラーがでます

[スタート]−[設定] から「プリンタ」を開き、「プリンターの追加」をダブルクリックをすると「リソース不足のため、プリンタの操作を続行できません。印刷サブシステムが利用できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。
何らかの理由で Print Spooler が起動していない場合にこのメッセージが表示されるので、次の手順で Print Spooler の起動を確認してください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. サービスとアプリケーション\サービスを展開します。
  3. Print Spooler が開始されていることを確認してください。開始されていない場合は Print Spooler をダブルクリックして「開始」ボタンをクリックしてください。

KENWOOD 社製 CD-ROMドライブがあると正しく起動しません

KENWOOD 社製 UCR004010 CD-ROM が接続されていると、セットアップに失敗したり、起動に失敗することがあります。
このような場合、CD-ROM ドライブのファームウェアを更新して下さい。

TEACCD-R55S ドライブが正常動作しないのですが

TEAC CD-R55S を Windows 2000 で使用するためにはファームウェアを 1.0R 以上に更新して下さい。

キーボードの配列が変です/101 キーボードとして認識されます

106/109 日本語キーボードを使用しているにもかかわらず、デバイスマネージャでキーボートを確認すると、101/102 英語キーボードとして認識されていることがあります。
Windows 2000 を ACPI モードでインストールした場合、キーボードタイプを ACPI BIOS から取得するために、多くの PC では 101 キーボードとして表示されてしまいます。ただし、Windows 2000 セットアップ時に 106 キーボードを選択している場合、キーボードレイアウト自体は 106 キーボードになるため、配列に問題がなければそのまま使っていて問題ありません。
配列がおかしい場合や、どうしても表示が 101 では嫌な場合は、次の手順でキーボードドライバを更新してください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし [管理] をクリックします。
  2. デバイスマネージャをクリックし、右側にある 101 キーボードをダブルクリックします。
  3. [ドライバ] タブをクリックし、「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
  4. ウィザードが起動するので、「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する(D)」にチェックして「次へ」をクリックします。
  5. 「このデバイス クラスのハードウェアをすべて表示(A)」にチェックして一覧から (標準キーボード) 日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー Ctrl+英数) などを選択して「次へ」をクリックします。(警告が表示されることがあります。)
  6. 「完了」をクリックして Windows を再起動します。

また、USB キーボードが 101 キー配列になってしまい、106/109 キーボード配列にしたい場合、Toshiba USB 109 Japanese keyboard などを選択すると正しい配列で使用できる場合があります。

特に USB キーボードで上記の処置を実行しても問題が継続する場合、次の手順でレイヤードライバを変更することで、106/109 配列で使えるようになることがあります。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \i8042prt \Parameters を開きます。
  3. LayerDriver JPN のデータが kbd101.dll になっている場合、kbd106.dll に変更します。
  4. Windows を再起動します。
キーボードが USB であるか PS/2 であるか関係なく、USB テンキーなどを接続するとキーボード配列が 101 キーになってしまうことがあります。これは Windows 2000 の障害として SP2 で修正されています。SP2 適用前に 101 キー配列になってしまった場合は、上記手順で 106/109 キーボードに戻してください。

参考:J052156 J060489


ダイヤルアップ/ネットワーク

Windows 2000/XP に Winipcfg はありませんか?

Windows 2000/XP など NT 系 OS は winipcfg のような GUI ツールではなく、Win32 コンソールコマンド ipconfig で、IP スタックの状況を取得できます。
  1. [スタート]−[プログラム(すべてのプログラム)]−[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\>ipconfig /all

/all 以外のスイッチは ipconfig /? で確認して下さい。
DHCP リースの解放/更新や、DNS キャッシュの解放なども実行できます。

Winipcfg と同様の GUI ツールはリソースキットに含まれており、次の手順でインストールできます。

  1. Windows 2000 リソースキット CD-ROM のルートフォルダにある netmgmt.cab をダブルクリックします。
  2. wntipcfg.exe を %Systemroot%\System32 フォルダにコピーします。
これで [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から wntipcfg が実行できます。
リソースキットをお持ちでない場合、マイクロソフトのダウンロードセンターからダウンロードできます。

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何もしなくてもルーターがダイヤルアップするのですが...

次の手順で DNS への動的登録を禁止して下さい。Dynamic DNS に対応していない DNS Server がある環境でも、このオプションをオフにしないと DNS Server に悪影響を与えることがあります。
  1. 「マイネットワーク」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    XP では [スタート]−[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を起動します。
  2. 「ローカルエリア接続」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [インターネットプロトコル(TCP/IP)] をダブルクリックします。
  4. 「詳細設定」ボタンをクリックします。
  5. [DNS] タブをクリックし、「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックを解除します。
  6. 「OK」をクリックして設定を保存します。

また、Active Directory の LDAP 参照や、コンピュータブラウザのドメイン名<1b> への接続要求が、ルーターをダイヤルアップさせる原因になる可能性があります。

NT ドメインに参加している場合は、DNS サフィックスが登録されていないことも確認して下さい。
(ルーターの内側に、このコンピュータが参照する DNS が存在する場合、以下の確認は不要です。)
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [ネットワークID] タブをクリックし、「プロパティ」ボタンをクリックします。
  3. 「詳細」ボタンをクリックし、「このコンピュータのプライマリ DNS サフィックス」に何も記入されていないことを確認します。
  4. 「マイネットワーク」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. 「ローカルエリア接続」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  6. [インターネットプロトコル(TCP/IP)] をダブルクリックします。
  7. 「詳細設定」ボタンをクリックします。
  8. [DNS] タブをクリックし、「この接続の DNS サフィックス」に何も記入されていないことを確認します。
Active Directory に参加している場合は DNS への登録と問い合わせが必須なので、発呼させたくない場合はダイヤルアップルーターの内側に DNS の配置が必要です。

ダイヤルアップのパスワードが毎回 16 桁に書き替えられるのですが

ダイヤルアップするたびに、パスワード欄には 16 桁のアスタリスクが表示されますが、パスワードが書き替えられているわけではありません。桁数も隠すために、何桁のパスワードを入力しても、表示上は 16 桁のアスタリスクになる仕様になっています。
表示とは無関係に、保存したパスワードで接続可能です。

Windows 2000 で、保存したパスワードで接続できない場合は、現在ログオンしているユーザーにパスワードを設定して下さい。
現在ログオンしているユーザーのパスワードを変更するには、Ctrl+Alt+Del キーを同時に押してセキュリティダイアログを表示させ、「パスワードの変更」ボタンをクリックします。

Netscape Navigator などが自動ダイヤルアップしないのですが

コマンドプロンプトで net start rasauto を実行後、Netscape Navigator を起動して下さい。
これで自動ダイヤルアップ可能な場合、次の設定を行なって下さい。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [管理] をクリックします。
  2. [サービスとアプリケーション]\[サービス] をクリックします。
  3. 右側から [Remote Access Auto Connection Manager] をダブルクリックします。
  4. スタートアップの種類を [自動] にして「OK」をクリックします。
デスクトップの「マイネットワーク」を右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[詳細設定]−[ダイヤルアップの基本設定] で、現在の所在地でオートダイヤルが有効になっていることも確認してください。(既定値は有効のはずです。)

モデムでパルス発信ができません

モデムをパルスでダイヤルしたい場合、次の設定を確認して下さい。
  1. 「マイネットワーク」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. ダイヤルアップ接続に使うアイコンを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  3. [全般] タブの「ダイヤル情報を使う」にチェックし、「ダイヤル情報」ボタンをクリックします。
  4. 発信に使う所在地情報を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
  5. [全般] タブのダイヤル情報で「パルス」にチェックして「OK」をクリックします。
  6. 「OK」「OK」をクリックして設定を保存します。

これでも効果がない場合は、接続先の電話番号の先頭に P を付加して下さい。

TelnetServer に接続すると Server allows NTLMauthentication only エラーで接続できません

Windows 2000 標準の Telnet Server は NTLM 認証のみ受け付けるように設定され、Unix や Windows95/98、NT から Telnet すると、Server allows NTLM Authentication only と表示されて、接続することができません。(標準のままでは Windows 2000 からの Telnet のみ受け付けます。)
Windows 2000 以外のシステムから Telnet する場合は Telnet Server の NTLM レジストリの値を変更してクリアテキスト認証も使用できるようにしてください。
  1. Telnet Server が稼動している Windows 2000 に管理者権限でログオンします。
  2. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] からコマンドプロンプトを起動します。
  3. tlntadmn を実行し、オプションの 3 -> 7 からレジストリの NTLM の値を 1 または 0 に設定して下さい。
    (この操作で HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Micorsoft \TelnetServer \1.0 にある NTLM の値が設定可能です。)
参考:Telnet サービスは標準では起動されていないので、常に使用する場合は次の作業で自動起動しておいてください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. サービスとアプリケーション\サービス にある Telnet をダブルクリックします。
  3. [全般] タブの「開始」ボタンをクリックします。
  4. 常に起動させておくには、スタートアップの種類を [自動] に設定してください。
なお、Windows XP の Telnet サーバーは標準で NTLM およびクリアテキスト認証を受け付けるように構成されています。

標準の CD プレーヤーが CDDB にアクセスしないのですが

GetRight などのダウンロード支援ツールをインストールしていると、この症状が発生することがあります。

Outlook Express のメールパスワードが保存されません

Windows 2000/XP で、標準添付の Outlook Express や Outlook で、メールサーバーパスワードを設定して「パスワードを保存する」にチェックをしているにもかかわらず、パスワードが保存されず、毎回入力しなければいけないことがあります。
これはユーザープロファイルレジストリに問題があるためなので、次の手順で問題のキーを削除してください。(Q264672)
  1. すべてのアプリケーションを終了させます。
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedt32 を起動します。
  3. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Protected Storage System Provider を開きます。
  4. メニューバーの [セキュリティ]−[アクセス許可] をクリックします。
    XP では Protected Storage System Provider キー (フォルダのアイコン) を右クリックして [アクセス許可] をクリックします。
  5. ACL から現在ログオンしているユーザーをクリックし、読み取りとフルコントロールに「許可」のチェックがあることを確認します。
  6. 「詳細」ボタンをクリックし、以下のようになっていることを確認します。
  7. 種類名前アクセス許可適用
    許可<ログオンユーザー>フルコントロールこのキーとサブキー
  8. 「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し...」にチェックして「適用」ボタンをクリックします。
  9. 確認ダイアログに「はい」をクリックします。
  10. 「OK」「OK」をクリックします。
  11. Protected Storage System Provider キーをダブルクリックし、ユーザーサブキーをクリックします。
    ユーザーサブキーはこんな (S-1-5-21 ...) 形式です。
  12. ユーザーサブキーを削除します。
  13. Windows 2000 を再起動します。
セットアップ直後、Administrator でログオンすると、この問題が発生することがあります。

IE6 ベータがアンインストールできません

Windows 2000 に IE6.0 ベータをインストールした場合、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」に Internet Explorer 6 の項目が表示されず、アンインストールできないことがあります。
この場合、次の作業で強制的に IE5.01 で上書きできる可能性があります。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [エクスプローラ] をクリックします。
  2. [ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
  3. [表示] タブをクリックし、「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックがあり、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」にチェックがないことを確認します。
  4. エクスプローラで \WINNT\inf フォルダを開きます。
  5. ie.inf を右クリックして [インストール] をクリックします。

Windows 2000/XP が NT4.0 ドメインに参加できません

Windows 2000/XP クライアントを NT4.0 ドメインに参加させようとしても、「ドメインコントローラが見つかりません」などと言われて参加できない場合、NetBIOS 名の解決に失敗している可能性があります。lmhosts を使って名前解決を行っている場合、次の設定を確認してください。
  1. Windows 2000/XP に管理者権限でログオンします。
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から notepad %systemroot%\System32\drivers\etc\lmhosts を実行します。
  3. 以下のような行が記述されていることを確認します。
    <PDC の IP アドレス>  <PDC のコンピュータ名> #DOM<ドメイン名> #PRE
    <PDC の IP アドレス>  "<ドメイン名>  \0x1B"  #PRE
    (2 行目の " から \ の間は、スペースを含めて 15 バイトにする必要があります。)
    192.169.0.10  SERVER01 #DOM:DOMAIN01 #PRE
    192.168.0.10 "DOMAIN01       \0x1B"  #PRE
    
  4. lmhosts ファイルを変更した場合は、コマンドプロンプトから nbtstat -R コマンドを実行して、lmhosts ファイルを再読み込みします。
  5. コマンドプロンプトで nbtstat -c コマンドを実行し、以下のようなテーブルが作成されていることを確認します。
        Name              Type       Host Address    Life [sec]
    ------------------------------------------------------------
    DOMAIN01       <1C>  GROUP       192.169.0.10        -1
    DOMAIN01       <1B>  UNIQUE      192.169.0.10        -1
    SERVER01       <03>  UNIQUE      192.169.0.10        -1
    SERVER01       <00>  UNIQUE      192.169.0.10        -1
    SERVER01       <20>  UNIQUE      192.169.0.10        -1
    
また、NT4.0 ドメインコントローラが SP4 未満の場合、標準では XP クライアントはドメインのログオンできません。すべてのドメインコントローラに SP4 以上を適用するか、XP のセキュリティポリシーを以下のように変更してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から secpol.msc を起動します。
  2. [ローカルポリシー]\[セキュリティオプション] を展開します。
  3. 右側の「ドメイン メンバ:常にセキュリティ チャネルのデータをデジタル的に暗号化または署名する」をダブルクリックし、「無効」にチェックして「OK」をクリックします。
  4. Windows を再起動します。

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