[winxp] 起動と終了 |
Windows XP での起動と休止は、次のような目標を元に開発されています。(Achieving Fast System Startup on PCs Running Windows "Whistler")
- 典型的な PC (※) では 15 秒で起動
※Pentium III 600MHz/64MB メモリー/5400 回転 IDE ハードディスク
- 128MB のメモリーを搭載したデスクトップ PC で、休止状態に入るには 5 秒、休止状態からの復帰には 10 秒
参考リンク
Windows XP は起動高速化のため、起動時に読みこまれるファイルをハードディスク上の連続した領域に、読みこまれる順に整列する機能があります。(整列はシステムアイドル時に自動実行されます。)
Windows XP をアップグレードインストールした場合など、まれに整列の設定がされていないことがあるので、次のレジストリを確認してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Dfrg \BootOptimizeFunction を展開します。
- 右領域の Enable のデータが Y になっていることを確認します。
Windows XP にはユーザー切り替え機能がつきました。
従来の Windows では、別のユーザーアカウントがログオンする場合は、現在のユーザーをログオフする必要がありましたが、ユーザー切り換えを使えば、現在のユーザーをログオフせずに別のユーザーがログオンできます。
例えば、ユーザー A でログオン中に Win+L キーを押すと、「ようこそ」画面が表示され、ユーザー A をログオフせずにユーザー B でログオンできます。
Windows XP セットアップでユーザーを作成し、「ようこそ」画面を有効にしている場合、ユーザーのリストに Administrator が含まれていません。
Administrator でログオンしたい場合は、Ctrl+Alt+Del キーを 2 回押してログオンダイアログを表示させてください。
ただし、Home Edition はセーフモードや回復コンソールで起動したときのみ Administrator でログオンできるように制限されています。
Professional は XP セットアップ時に Administrator のパスワードを設定できますが、Home Edition は自動的に空白のパスワードが設定されます。空白の管理者パスワードはセキュリティ上の問題になることがあるため、Home Edition をセーフモードで起動後、コントロールパネルの「ユーザーアカウント」でパスワードを設定することをお勧めします。
ユーザーが作成されている場合、「ようこそ」画面に Administrator は表示されませんが、次の手順で常に Administrator を表示させることができます。(Professional でのみ有効です。)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion \Winlogon \SpecialAccounts \UserList を開きます。
- [編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、Administrator 値を作成します。
- 作成した Administrator 値をダブルクリックし、データに 1 を設定して「OK」します。
- Windows XP を再起動します。
Windows XP の「ようこそ」画面に、特定のアカウントだけ表示させたくない場合、以下の手順を実行してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion \Winlogon \SpecialAccounts \UserList を開きます。
- [編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、非表示にしたいアカウント名の値を作成します。
- 作成した値のデータに 0 がセットされていることを確認します。
XP の「ようこそ」画面で、ユーザー名の下に未読メール数が表示されることがあります。
未読メール数はは、Outlook Express や Windows Messenger などの SHSetUnreadMailCount() API を使うメールソフトウェアを利用している場合に、表示されますが、未読メール数を表示させたくない場合は、次の手順でレジストリのアクセス権を変更してください。(Q304148)
- 未読数を表示させたくないユーザーでログオンします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \UnreadMail を展開します。
- UnreadMail キー(フォルダのアイコン) を右クリックし、[アクセス許可] をクリックします。
- SYSTEM アカウントをクリックし、フルコントロールの「拒否」にチェックします。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
Windows XP の「ようこそ」画面やスタートメニューに表示される名前は、ユーザーの「フル ネーム」です。
フルネームが設定されていない場合、ユーザー名が使用されます。
ユーザー名とフルネームは以下の手順で確認できます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
net user <ユーザー名>
例)
net user administrator
なお、登録されているユーザー名の一覧は、net user コマンドで表示できます。
コントロールパネルの「ユーザーアカウント」で [名前を変更する] を実行した場合、変更されるのはフルネームのみです。
「ようこそ」画面やスタートメニューでは日本語ユーザー名を使いたいけれど、Documents and Settings 以下のユーザー名は英数字にしたい場合、最初に英数字のユーザー名を作成し、後から「ユーザーアカウント」で名前を変更してください。
Windows XP では、次の条件が満たされる場合に自動ログオンが有効になります。
- ユーザーが 1 人だけ作成されており、そのユーザーにパスワードが設定されていない
- Guest アカウントが無効 (標準設定)
- 「ようこそ」画面が有効 (標準設定)
ですから、Windows XP セットアップ後の最初の起動で、ユーザーを 1名だけ作成すると、Windows XP は自動ログオンするようになります。
上記の条件を満たさない状態で自動ログオンしたい場合、Windows 2000 / XP に自動ログオンするには?を参照して直接 AutoAdminLogon レジストリを設定するか、次の方法で自動ログオンを設定してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から rundll32 netplwiz.dll,UsersRunDll を起動します。
- [ユーザー] タブの「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
- 自動ログオンに使うユーザーのユーザー名とパスワードを設定し、「OK」をクリックします。
自動ログオンが設定されていた Windows 2000 を XP にアップグレードすると、「ようこそ」画面が表示されずに自動ログオンするようになります。自動ログオンをやめたい場合は、上記手順と同様 rundll32 netplwiz.dll,UsersRunDll コマンドを実行し、自動ログオンを解除してください。
(参考:Professional では、control userpasswords2 でも同じ画面を表示することができます。)
「ようこそ」画面に表示される、ユーザーごとのアイコンを変更したい場合は、次の手順を実行してください。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ユーザーアカウント」を起動します。
- ユーザー名をクリックし、タスクから「画像を変更する」をクリックします。
- アイコンの一覧から、好きなものをクリックして「画像の変更(C)」ボタンをクリックします。
なお、並び順は名前順に固定されます。
設定変更や、アプリケーションのインストール後に「ようこそ」画面がつかえなくなることがあります。
「ようこそ」画面は次のような状況では使うことができません。
- Windows NT/2000 ドメインに参加している
- メインメモリが 64MB 未満
- 専用の gina.dll を使うアプリケーション (PCAnywhere など) をインストールしている
Windows XP で「ようこそ」画面を使用している場合、XP が各ユーザーのパスワードの存在をチェックするためにログオン処理を試行しています。
「ようこそ」画面に表示されていて、ログオンしなかったユーザーにはログオン失敗が記録されていくため、セキュリティポリシーでアカウント ロックアウトを設定している場合、勝手にロックアウトされてしまうことがあります。
アカウントのロックアウトや、ログオンの監査を行う場合、「ようこそ」画面を使わない運用を検討してください。
Windows XP にはパスワードリセット機能がつきました。この機能を使うためには、次の手順でパスワードリセットディスクを作成しておく必要があります。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ユーザーアカウント」を起動します。
- ユーザー名をクリックし、タスクから [パスワードのリセットディスクを作成する] をクリックし、「ディスクの作成」ボタンをクリックします。
- ウィザードが起動するので「次へ」をクリックします。
- リセットディスクのドライブ名を指定して「次へ」をクリックします。
- 現在のパスワードを入力して「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
パスワードリセットディスクは次のようにして使います。
- ログオン画面で、パスワードを空白のまま Enter キーを押します。
- 「パスワードが違います」ダイアログにある [パスワードリセットディスクを使うにはここをクリック] をクリックします。
- ウィザードが起動するので「次へ」をクリックします。
- パスワードリセットディスクのドライブを指定して「次へ」をクリックします。
- 新しいパスワードとパスワードの確認入力をして「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
パスワードが変更され、新しいパスワードが有効になります。(ここで使ったパスワードリセットディスクは、もう使えなくなります。)
ASUS CUSL2 シリーズや、AOpen AX3S シリーズなど Intel815x マザーに Windows XP を導入すると、シャットダウンが終了しなくなる不具合が発生することがあります。
この場合、Intel からリリースされている ATA ドライバを導入すると回避できることが確認されています。
関連リンク
「ようこそ」画面で、パスワード入力エリアの横に「?」アイコンがあり、ここをクリックするとパスワードヒントが表示されます。
パスワードヒントは次の手順で設定できます。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ユーザーアカウント」を起動します。
- ユーザー名をクリックし、「パスワードを変更する」をクリックします。
- 新しいパスワード (および確認入力) と、パスワードヒントを入力して「パスワード変更」をクリックします。
クリアタイプの設定は各ユーザー毎に行われるため、各ユーザーで設定してもログオン画面の「ようこそ」のぎざぎざは目立ったままになります。
ログオン画面でもクリアタイプを有効にするには、次の手順を実行してください。
- 管理者権限のあるユーザーで Windows XP にログオンします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_USERS \.Default \Control Panel \Desktop をひらきます。
- 右側の FontSmoothing および FontSmoothingType のデータを 2 に変更します。
Windows XP を起動しようとすると、次のようなエラーが発生して起動できないことがあります。
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
(SOFTWARE など別のハイブファイルの場合もあります。)
再起動しても問題が継続する場合、レジストリ ハイブファイルが破壊されている可能性があるため、次の手順でバックアップから回復を試みてください。
- Windows XP CD-ROM で起動し、修復(R) を選択します。
- 回復コンソールを起動し、Windows にログオンします。
- 次のコマンドを実行します。
cd system32\config
ren SYSTEM SYSTEM.bk
copy ..\..\repair\system SYSTEM
exit
上記を実行しても Windows が起動しない場合、in-place upgrade での回復を検討してください。
なお、この方法で Windows XP が起動できた場合、SYSTEM レジストリハイブ (HKEY_LOCAL_MACHINE \System 以下) がセットアップ直後の状態に戻ってしまっているため、以下の手順で最新の復元ポイントからハイブファイルを復元してください。
- フォルダオプションの [表示] から「すべてのファイルとフォルダを有効にする」にチェックし、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを解除します。
- System Volume Information \_restore{<GUID>} フォルダを開きます。
NTFS ドライブの場合、SYSTEM アカウントのみにアクセス権があるため、「Windows を再インストール後、元からあるファイルにアクセスできません」の手順で管理者にアクセス権を追加する必要があります。
- 最新の RPx フォルダの下にある snapshot フォルダを開きます。
- _REGISTORY_MACHINE_SYSTEM ファイルを Windows フォルダにコピーします。
- Windows XP を終了します。
- Windows XP CD-ROM で起動し、修復(R) を選択します。
- 回復コンソールを起動し、Windows にログオンします。
- 次のコマンドを実行します。
copy _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM system32\config\SYSTEM
exit
Windows XP でスクリーンセーバー動作状態や、スタンバイから復帰すると、「ようこそ」画面に戻ってしまいます。
現在ログオンしているユーザーで復帰したい場合、次の設定を変更してください。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「画面」を起動します。
- [スクリーンセーバー] タブの「再開時にようこそ画面に戻る」のチェックを解除します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- [コントロールパネル] から「電源オプション」を起動します。
- [詳細] タブの「スタンバイから回復するときにパスワードの入力を求める」のチェックを解除します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
Windows XP で STOP エラーが発生した後、起動するたびに「システムは深刻なエラーから回復しました」というメッセージが表示されることがあります。
この状態になった場合、以下のような方法でメッセージの表示を回避できる場合があります。
- メモリーダンプファイルを削除
- エラーメッセージを閉じないで、[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から %Systemroot%\Minidump を実行します。
- 開いたフォルダの中の *.dmp ファイルをすべて削除します。
- エラーメッセージを閉じます。
- Windows を再起動します。
- ディスクチェックの実行
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
- コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
C:\Documents and Settings\User>chkdsk /f
- チェックをスケジュールしますか?には Y と回答します。
- Windows を再起動します。
マイクロソフトはこの現象を Windows XP の問題として認識し、修正モジュールを用意しています。
ただし、この修正モジュール (HotFix Q317277) を適用すると、XP 自体が不安定になる障害が報告されています。
Thanks to jtaka[BJCB] さん、Mattun さん、smachan さん
Windows XP 起動時に、「仮想メモリーが限界です」「ページング ファイルが小さすぎます。」などのエラーが表示されることがあります。
Windows 2000 からのアップグレードなどで、以前のバージョンの Intel Ultra ATA Storage Driver がインストールされている場合にこの現象が発生するため、次の手順で Intel Ultra ATA Storage Driver をアンインストールするか、Intel Ultra ATA Storage Driver 6.20 以降、もしくは Intel Application Accelerator にアップグレードしてください。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「プログラムの追加と削除」を起動します。
- Intel Ultra ATA Storage Driver を選択し、「変更と削除」をクリックします。
関連リンク
XP 起動直後にインターネットへの接続を試みても、起動してから 1 分程度経過しないと接続されないことがあります。
さらに、ネットワーク接続を前提とするアプリケーションの起動や動作が遅いなどの現象が発生することもあります。
この現象を回避するためには、次の手順を試みてください。
LAN アダプターがなく、ダイヤルアップで接続している場合
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を開きます。
- ダイヤルアップに使用する接続アイコンを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [ネットワーク] タブをクリックし、「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有」をクリック後、「アンインストール」ボタンをクリックします。
- 同様に「Microsoft ネットワーククライアント」をアンインストールします。
- 指示に従い Windows を再起動します。
LAN アダプターがある場合 (DHCP サーバーがない場合)
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を開きます。
- 「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [全般] タブの「インターネットプロトコル (TCP/IP)」をクリックして「プロパティ」ボタンをクリックします。
- 「次の IP アドレスを使う」にチェックし、IP アドレスに 192.168.0.1、サブネットマスクに 255.255.255.0 と入力して「OK」をクリックします。
注:同一 LAN 上に複数のコンピュータがある場合、192.168.0.1 の 最後の 1 を 2 から 254 の範囲で、他と重複しない数字に変更してください。
関連リンク
Windows XP を起動すると、シェル (Explorer) 自体のエラーが発生してセーフモードでも起動できない場合でも、セーフモードとコマンドプロンプトでは起動可能な場合があります。
この場合、以下の手順でシステムを回復できる可能性があります。
- 電源投入後に F8 キーを押し、メニューから「セーフモードとコマンドプロンプト」を選択します。
- 管理者権限でログオンします。
- コマンドプロンプトから %systemroot%\system32\restore\rstrui.exe コマンドを実行します。
- 画面の指示に従い、問題が発生するより前の状態に復元します。
Windows XP Professional でも、Windows NT のように Ctrl+Alt+Del キーを押してログオンしたい場合、次の設定を行います。
なお、ドメインに参加した場合は、自動的に Ctrl+Alt+Del キーを押してログオンするようになります。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ユーザーアカウント」を起動します。
- [ユーザーのログオンやログオフの方法の変更] をクリックします。
- 「ようこそ画面を使用する」のチェックを解除して「オプションの適用」ボタンをクリックします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から secpol.msc を起動します。
- [ローカルポリシー]\[セキュリティオプション] を開きます。
- 右側の「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Del を必要としない」をダブルクリックして「無効」に設定し、「OK」をクリックします。
- Windows を再起動します。
Windows XP でログオンの失敗を監査していると、1 度のログオン失敗で複数の失敗の監査イベントが生成されることがあります。
これは「ようこそ」画面を有効にしている場合に発生するため、次の手順で「ようこそ」画面を無効にしてください。
- [スタート]−[コントロールパネル] から「ユーザーアカウント」を起動します。
- 「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」をクリックします。
- 「ようこそ画面を使用する」のチェックを解除して「オプションの適用」ボタンをクリックします。
nVidia 社製ビデオカード搭載 PC に Windows XP をインストールし、更新されたビデオドライバを導入すると Windows のシャットダウンに時間がかかることがあります。
これはドライバに含まれる NVIDIA Driver Helper サービスの終了に問題があるためなので、次の手順でサービスを停止させてください。
- 「スタート」ボタンをクリックし、[マイコンピュータ] を右クリックして [管理] をクリックします。
- [サービスとアプリケーション]\[サービス] をクリックします。
- 右領域の NVIDIA Driver Helper Service をダブルクリックし、スタートアップの種類を [手動] に設定して「OK」をクリックします。
- Windows を再起動します。
Windows XP をシャットダウンすると、「設定を保存しています」と表示したままハングすることがあります。
Shgina.dll の障害でこの現象が発生することがあるため、マイクロソフトからリリースされる修正の適用を検討してください。(Q307274)
2001/11 現在以下の手順で Windows Update カタログから Q307274 hotfix をダウンロードできます。
- 下記 FAQ を参照して、Windows Update に Windows Update カタログへのリンクを追加します。
- [Windows Update カタログ] をクリックし、[Microsoft Windows オペレーティング システムの更新を探します] をクリックします。
- Windows の種類と言語を選択して「検索」をクリックします。
- 推奨する更新から [Windows XP の再起動] を「追加」します。
- ダウンロードバスケットに移動し、ダウンロード先フォルダを指定して「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
- ダウンロードされた Q307274_x86.exe を実行します。
Windows XP には、ローカルやリモートコンピュータの boot.ini ファイルを変更するための bootcfg コマンドが追加されました。
詳しくは、コマンドプロンプトで bootcfg /? コマンドを実行してください。
また、次の手順でも boot.ini を直接編集することができます
- [スタート] をクリックし、[マイコンピュータ] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [詳細] タブをクリックして、起動/回復の「設定」ボタンをクリックします。
- 「編集」ボタンをクリックすると、boot.ini ファイルを編集できます。
Boot.ini の記述が正しくないために Windows XP が起動できなくなった場合でも、次の手順で Boot.ini を再構築して回復させることができます。
- Windows XP CD-ROM で起動して、回復コンソールを起動します。
- 回復コンソールにログオン後、次のコマンドを実行します。
bootcfg /rebuild
Windows XP がプリインストールされた PC で、回復コンソールを起動しても「パスワードが正しくない」と言われて、回復コンソールにログオンできないことがあります。
この現象は、インストールイメージ作成時に、回復コンソールと互換性がない Sysprep.exe が使用されていた場合に発生するため、セットアップ起動ディスクから起動して回復コンソールを起動してください。フロッピーディスクドライブが無いなどの理由でセットアップ起動ディスクから起動できない場合や、セットアップ起動ディスクを作成するのが困難な場合、「回復コンソールに自動ログオンするには?」を参照して、自動ログオンすることも検討してください。
関連リンク
BIOS アップデート用途などで使えるように、Windows XP は次の手順で MS-DOS 起動ディスクを作ることができます。
- フロッピーディスクをセットし、エクスプローラを起動します。
- A ドライブを右クリックして [フォーマット] をクリックします。
- 「MS-DOS の起動ディスクを作成する」にチェックして「開始」ボタンをクリックします。
従来の Windows NT/2000 と同様、format コマンドに /s オプションはありません。
システムに問題が発生した時に、Windows NT/2000/XP を通常の手順でシャットダウンしようとしても反応がなく、シャットダウンできないことがあります。
この場合でも、次の方法で緊急シャットダウン可能な場合があります。
- Ctrl+Alt+Del キーを同時に押してセキュリティダイアログを表示させます。
- Ctrl キーを押しながら「シャットダウン」ボタンををクリックします。
Windows XP で「ようこそ」画面が有効な場合、Ctrl+Alt+Del でセキュリティダイアログが表示されないため、次の手順で緊急シャットダウンを実行します。
- Ctrl+Alt+Del キーを押し、タスクマネージャを起動します。
- メニューバーの [シャットダウン] をクリックします。
- Ctrl キーを押しながら、[コンピュータの電源を切る] をクリックします。
なお、ACPI PC で、電源ボタンを押してシャットダウンした場合、緊急シャットダウンが実行されます。(Q297150)
Windows XP には Shutdown Event Tracker 機能が追加され、シャットダウンの理由をイベントログに記録できるようになっています。
この機能を有効にするには、次の手順を実行してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Reliability を展開します。
- 右側にある DWORD 値の ShutdownReasonUI をダブルクリックし、データを 1 に設定します。
Shutdown Event Tracker を無効にするには、ShutdownReasonUI のデータを 0 に戻します。
Windows XP でスタンバイ可能な場合、[スタート]−[終了オプション] をクリックしても選択肢に「スタンバイ(S)」「電源を切る(U)」「再起動(R)」しか表示されません。
これは意図された仕様ですが、ここから休止状態に入りたい場合は、Shift キーを押し続けると「スタンバイ」の代わりに「休止状態(H)」ボタンが表示されます。
Windows XP でユーザーがログオンすると、Windows Messenger (MSN Messenger) が自動起動し、.NET Passport の追加を促すことがあります。
目障りなのでこれを停止したい場合、次の手順を実行してください。
(これは、各ユーザー毎に有効な設定です。)
- タスクトレイの Windows Messenger アイコンを右クリックして [開く] をクリックします。
- Windows Messenger が起動するので、[ツール]−[オプション] をクリックします。
- [設定] タブをクリックし、「Windows の起動時にこのプログラムを実行する」「常にこのプログラムをバックグラウンドで実行する」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
Outlook Express を使う場合は、さらに次の設定を行います。
- Outlook Express を起動します。
- [ツール]−[オプション] をクリックします。
- [全般] タブの「自動的に Windows Messenger にログオンする」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
Windows Messenger をアンインストールせずに、Windows Messenger の起動を禁止するには次の設定を行います。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
- [コンピュータの構成]\[管理用テンプレート]\[Windows コンポーネント]\[Windows Messenger] を展開します。
- 右の「Windows Messenger の実行を許可しない」をダブルクリックし、「有効」に設定して「OK」をクリックします。
- グループポリシーを終了し、Windows を再起動します。
注:ポリシーで Windows Messenger の起動を禁止すると、Outlook Express の起動に時間がかかることがあります。
Microsoft から XP の起動や休止状態からの復帰の処理をトレースできる Bootvis というユーティリティが提供され、具体的な処理の内容を視覚的に確認することができます。
また、Bootvis には最適化オプションも用意されて、次のように最適化処理を実行することで、起動時間を短縮できる可能性があります。
- マイクロソフトの「Fast Boot / Fast Resume Design」サイトから、BootVis-Tool.exe (自己解凍ファイル) をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行して展開し、Bootvis.exe を実行します。
- [Trace]−[Next Boot] をクリックし、起動処理を分析します。(自動的に再起動します。)
- [Trace]−[Optimize System] をクリックし、起動処理を最適化します。(自動的に再起動します。)
起動時間の短縮効果は PC によって異なりますが、数秒から数十秒の短縮が報告されています。
Windows.FAQ > WindowsXP.FAQ
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